ペットとかの文章読んでてふと思ったことです。
よく「ネコ派?イヌ派?」「たけのこ派?きのこ派?」
と聞かれたり、書かれてあったりするシーンがあります。
すごく昔、「吉野家派」か「松屋派」かで僕の周りは盛り上がったもんでした。
吉野家のすぐ近くに松屋を作るという戦略を松屋がとってたんですね。
少なくとも僕が住んでた周りには露骨にこういう戦略をとってたと思われる状況でした。
僕は昔気質なところを見せて「吉野家派」でした。
「松屋派」の友人が何を言っても反応はしませんでした。
まるで新しいテクノロジーに反発する頑固おやじですね。
ところがある日、吉野家に行こうとして何気に近くの松屋を覗くとえっと。
店員がけっこうおきれいなお方でして。
別に声をかけるとかするわけないし、出来ないのにフラフラと松屋に入ってしまいました。
僕の「吉野家派」魂はそんなことでくじける程度のものだったのです。
それにひきかえ、「きのこの山派」である僕にはブレがありません。
あの硬いチョコとクッキーの組み合わせ。別々にも楽しめるし、歯ごたえも素晴らしい。
誰に「たけのこの里美味しいよ?」と言われてもきのこを食べ続けます。
たけのこの里も美味しいと思いますよ?でもきのこの山が大好物なだけです。
思うに明らかな「〜派」を持ってる方はもう片方の「〜派」と迷うことはないんでしょう。「全くの別物」「比べるのがナンセンス」って感じてるはずです。
難しいのが「イヌ派?ネコ派」
これって「飼うなら」なのか「可愛いと思うのは」なのか「なりたいなら」なのか、どういう意味なのか、意味によって違ってくるからです。
僕にとってはどれもこだわりは特にないんですけどね。
両方好きだし。
なのでもしこだわりない分野で「〜派?」って聞かれた場合、気分で答えて聞いてきた相手の「こだわり」を聞くのを楽しみにしてます。
聞いてきた方はおそらく「こだわり」を持ってるでしょうから。