と、【本】「人間は心が折れるからこそ価値がある」 苫米地英人
いや、タイトルが長くなりそうでしたよ。
文章も、オチが怪しいのに長くなる予定なのでその1にしました。
何より、絶対書くの時間かかってます!!
さて、本を読みました。
なんの本か?
簡単に言うと、今、わりと旬なAI(人工知能)をテーマにしたお話。
よく噂される「人工知能は人を超えるか」
とか、「人工知能が人を支配するようになる」
とかの疑問に答えながら、
心が折れる(感情的になる)のは悪いことじゃ無いって感じの本です。
例えば、将棋はそのうち、コンピューターに人間が勝てなくなる。
だからコンピューターは人を超えてるってのはおかしくて、
電卓でも、計算能力では普通の人をすでに超えているじゃん。
とか。
そもそも道具に人間以下の能力のものは必要無いとか。
その辺。マクルーハンの「メディア論」の、
テクノロジーは人間の機能の拡張。
(車なら足とか)の話を連想します。
- 作者: マーシャルマクルーハン,栗原裕,河本仲聖
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1987/07
- メディア: 単行本
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感情はなぜ大切か。
それは決断とか、判断とか、結論を出すのに、実は感情が決め手になることが多いからです。
コンピューターは、延々と計算し続けるので、簡単な矛盾で結論が出せなくなると。
その辺。アイザック・アシモフの「われはロボット」に詳しいです。
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
- 作者: アイザック・アシモフ,小尾芙佐
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/08/06
- メディア: 文庫
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「疲れた。休んでいい?と言う人工知能でないといけない。」
と、面白い発想をしてます。
そのためには「ストロングAI」って、人間の認知の仕組み。要は脳の仕組みを解明して計算式にして、それをコンピューターに移植する方法が大事で、
今は「ウィークAI」といって、要は超高性能な計算機を作ってるだけだと。
なので、今の状況で「人工知能」が怖くなるとしたら、悪意を持ったプログラマー。
要はやっぱり人が怖いって事になります。
あとは「職業の定義」がなるほどと思いました。
職業は、社会に提供する機能。って話が面白いです。
その辺。また明日。
まとめ。
要は、1冊本を読んだだけで、内容によっては、過去に読んだ本がフラッシュバックするんですよ。今回のように。
今回あげたリンクの本は全部読んでます。
この1冊だけで、(明日書こうと思ってますが、あと2冊はあるので)4冊分、フラッシュバックして、それが楽しいんですよね。
んで、さらに新しい発見があるので、本を読むのが好きなんです。
(役に立つ立たないはどうでもいいんですよ)