観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

本を読むのが好きな理由。その1

と、【本】「人間は心が折れるからこそ価値がある」 苫米地英人

 

人間は「心が折れる」からこそ価値がある

人間は「心が折れる」からこそ価値がある

 

 いや、タイトルが長くなりそうでしたよ。

文章も、オチが怪しいのに長くなる予定なのでその1にしました。

何より、絶対書くの時間かかってます!!

 

さて、本を読みました。

なんの本か?

簡単に言うと、今、わりと旬なAI(人工知能)をテーマにしたお話。

よく噂される「人工知能は人を超えるか」

とか、「人工知能が人を支配するようになる」

とかの疑問に答えながら、

心が折れる(感情的になる)のは悪いことじゃ無いって感じの本です。

 

例えば、将棋はそのうち、コンピューターに人間が勝てなくなる。

だからコンピューターは人を超えてるってのはおかしくて、

電卓でも、計算能力では普通の人をすでに超えているじゃん。

とか。

そもそも道具に人間以下の能力のものは必要無いとか。

 

その辺。マクルーハンの「メディア論」の、

テクノロジーは人間の機能の拡張。

(車なら足とか)の話を連想します。

 

メディア論―人間の拡張の諸相

メディア論―人間の拡張の諸相

 

 感情はなぜ大切か。

それは決断とか、判断とか、結論を出すのに、実は感情が決め手になることが多いからです。

コンピューターは、延々と計算し続けるので、簡単な矛盾で結論が出せなくなると。

 

その辺。アイザック・アシモフの「われはロボット」に詳しいです。

 

 んで、作者が、「心が折れる人工知能が理想だ」

「疲れた。休んでいい?と言う人工知能でないといけない。」

と、面白い発想をしてます。

そのためには「ストロングAI」って、人間の認知の仕組み。要は脳の仕組みを解明して計算式にして、それをコンピューターに移植する方法が大事で、

今は「ウィークAI」といって、要は超高性能な計算機を作ってるだけだと。

 

なので、今の状況で「人工知能」が怖くなるとしたら、悪意を持ったプログラマー

要はやっぱり人が怖いって事になります。

 

あとは「職業の定義」がなるほどと思いました。

職業は、社会に提供する機能。って話が面白いです。

 

その辺。また明日。

 

まとめ。

要は、1冊本を読んだだけで、内容によっては、過去に読んだ本がフラッシュバックするんですよ。今回のように。

今回あげたリンクの本は全部読んでます。

この1冊だけで、(明日書こうと思ってますが、あと2冊はあるので)4冊分、フラッシュバックして、それが楽しいんですよね。

んで、さらに新しい発見があるので、本を読むのが好きなんです。

(役に立つ立たないはどうでもいいんですよ)