観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

4人目 伊藤左千夫 「野菊の墓」

たまにはクラシックで。

 

恋愛モノだと聞かされてたので、

正直、一切乗り気じゃなかったですが、

騙されたと思って読んでみました。

 

…。

はあ。やっぱり恋愛モノなんだな・・・・。はあ・・。

…。

…。

ん??

…。

…。

え??

…。

い、いいですねぇ。。。

 

やっぱり僕も歳をとったということでしょうか??(笑)

結構、じんときました(笑)

 

ストーリー内容は、何だろ。

話は短いし、シンプルなので省略。

淡い恋物語が好きな人は読んでくださいって感じです。

 

これ、110年ほど前の作品なんですね。

それでも2人の心の動きというか、思いがすごくよくわかります。

 

余分な登場人物も余分に出てこない分、より純度が高いというのか、

 

政夫の民子に対する思いとか、

なんだろ。話さなくても、姿みただけで安心するあの感じとか。

離れてても、環境が辛いものになっても2人の思いは変わらないと確信しているあの感じとか。

 

・・・。ええなあ。。。と(笑)

 

今、メールとか、ラインとか発達してて、連絡手段は簡単になってるので、

こういう、最後に会ったっきり、何の連絡もないって事は無くなりましたが、

それでも、こういう、好きな気持ちってのは変わらないモノなんだなと。

 

そう。例えば、何て事ない内容でも、メールがきたら、それだけで安心ってのはわかる気がしますしね。

 

んで、お互い好きでも、結局むすばれないってのも、今でもよくありますしね。

意外と今の方が多かったりしてね。

環境が複雑だから。

 

でも、結果がどうあれ、そこまで思い合える人が出来るのはいいですね。

自分の気持ちはあれど、相手もそうって、基本わからないし、あそこまで確信を持って思わないですからね。

 

特に僕は、利用されやすい人かもなので(笑)

そう考えると、今まで、正直、確かに、数少ない交際相手にも好かれてたって実感、あまり・・・・。

ぐいぐい来られた事がない分・。あ、ロシア人の女の子にはあるか(笑)交際してないけど。

うん。やめとこう、考えだしたら悲しくなってきた(笑)

 

いい作品でした。