うん。これは吉成真由美さんが、世界のザ・知識人達にインタビューしていった対談本です。
そのザ・知識人達のメンツがすごいです。
・オリバー・サックス
・マービン・ミンスキー
・トム・レイトン
・ジェームズ・ワトソン
うん。僕は4人知ってて、対談の内容を読んで、残りの2人も、
「あ、これ、この人やったんや!!」
ってなるくらい、有名な人たちばかりでした。
インタビューの内容も面白くて、全員に共通した質問もしてて、教育に大事なのは何か、何を信じてるかの2つは確か全員に質問してましたが、それらの解答も、それぞれ個性があって面白いです。
あまりにも各人、面白くて感銘を受けたので、それぞれ一人ずつ、
印象に残ったセリフ等を書いていこうと思います。
まず、1人目。
この人、「銃・病原菌・鉄」の作者です。
まだ読んでなくて、いつか読みたいと思ってた本ですが、
ざっくり内容紹介してくれてて、読まなくても済みそうです(笑)
要は、文明が発達したのは、その人種が優れていたからではなくて、
地理的条件などが影響した結果だ〜!!って本だそうです(笑)
他に「文明崩壊」「セックスはなぜ楽しいか」「人間はどこまでチンパンジーか」
等、興味深い本ばかり書いてます(笑)
軽くこれらの作品の解説も話されてるので是非読んでみてほしいですね(笑)
そのうち、どれか読もうと思ってます。新規に入ると思います。
この人、いろんな事に、世界規模、全生物規模で、ある意味ドライに考えている人というイメージです。
でも理想とする思いは優しいという感じですかね。
僕は、この人のドライさに少し共感するところが多かったです。
人生の意味について質問された時の答えが、個人的にはすごいと思いました。
ああ、こういう表現があるんだなと。
「私は全く何の意味も見出せません。人生というのは、星や岩や炭素原子と同じように、ただそこに存在するというだけの事であって、意味というものは持ち合わせていない。」
うーん。この超ドライな答え、かっこいいなと思ってしまいました。
省略しますが、この後の続きも超ドライです。
そのくせ厭世的でなくて、多趣味というか、行動的というか、多才なのが、やっぱりすごい人はすごいんだなと思いました。
明日以降、2人目に続きます。