観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

7人目 その2

ノーム・チョムスキー

なんか、ザ・知識人って感じの人なようです。

言語学者なイメージを持ってたんですが、けっこう幅が広い人です。

 

この人、特に今のアメリカの帝国主義的な方向が大っ嫌いなようです。

その反対の仕方も含蓄深いというか。

アメリカのずる賢さに超敏感な人です。

 

例えば、アメリカは核を持っていますが、

その名目が「核抑止」ってなってると。

でも、だとしたら、イランの核武装に反対すべきじゃない。

「核支配」を企んでるから反対するんやろ??

みたいな感じです。

 

まー、言ってる事の一つ一つが、「なるほど!!」と思わせる事ばっかりでした。

なんて言えばいいのか、言われりゃそりゃそうだってなるんですが、

言われるまで気づかないところを突いてくるというんでしょうか。

ややこしい事を、すごくシンプルに説明する達人って感じです。

 

んで、この人が考える、理想の教育もわかりやすいです。

「子供たちが持っている創造性と、創作力をのばし、自由社会で機能する市民となって、仕事や人生においても創造的で創作的であり、独立した存在になるように手助けする事です。」

 

あと、本職(?)の言語の話もやっぱり面白かったです。

本当、幅が広いなあと思いました。