・トム・レイトン
数学教授ですが、その知識を活かしてインターネットのインフラ部分を作ってる会社の人です。
ネットのインフラ。完全な縁の下の力持ちって感じの会社。
アカマイ社。多分、ネットを深く好きな人は知ってるんだろうけど、
普通の人は知らない会社。
でも、この会社なしでは、情報の混雑が発生するんでしょう。
結構、話が難しいですが、ネットの基盤部分の話が聞ける感じでしょうか。
印象に残ったのは、
アジアの方がスマホ文化が普及して、そちら方面は、アジアの方が進んでるような事と、
スマホがクレカになってるのって結構すごい事のようです。
数学って、本当、幅広いって感じです。
・ジェームズ・ワトソン
分子生物学者で、昔話題になった、DNA二重螺旋の構造解明した人で、
ヒトゲノム計画のリーダーの人です。
この人も、ミンスキーさんと同じく、個人の重要性を語ってます。
「科学者たちがお互いに競争しあっているほうが、協調しあっているよりいいように思う。何人も一緒に働いていると、どの方法がベストであるか、みなの同意を得なければならない。総意というのは往々にして間違っているものです。あくまで「個人」が際立つ必要がある。科学を促進させるということは、とりもなおさず「個人」を尊重することです」
って感じです。
まあ、この人もザ・科学者というか、研究者なんでしょうね。根っからの。
ミンスキーもきっとそうなんでしょう。
そういう超一流の人たちの愚痴っぽいのがなんか面白いです。
でも、こういう人が、「ガンはもう対処できる寸前まで来ている」
って言ってるのは頼もしい感じがしました。
ふう。長かった。
多分、この人達の本も読んでいくと思います。
やっぱりそれぞれ値段が高いんですけどね(笑)