読書のペースを上げてみました。
これ、今 流行してる本なのじゃないでしょうか?
本の内容としては、
「最新の(主に)遺伝科学、行動科学の膨大な実験結果でわかった事」
が書かれてます。
んで、そのわかった事で 今の社会の価値観から見て、
「そんな事言うなよ!!身も蓋も無さすぎるがな!!」
って内容を紹介して、
「身も蓋もないからって無視したって良くないんじゃないの?」
ってテーマを投げかけてます。
例えるなら、
賢さは遺伝するってのに 大概の人は反発しないでしょうが、
犯罪は遺伝するとなると、みんな反発してしまう。
でも反発して何も対処しないより、
認めて対処できることもあるよ。
その方が社会的にも良くなるよ。
と、そんな内容が詰まってます。
(ちなみに、僕はたまに「みんな反発するだろう」って書かれてるところ、「あ、そうなんだ?」って思うところもいくつかありましたが(笑))
「美貌格差」とか、結構知ってる内容もあったんですが、(面白いですよ!!)
個人的に「それは知らんかった」って思ったのが、
心拍数が少ない子供は、反社会的行動を起こしやすいっての。
へー。そうなんだ?
僕の悩みが心拍数が多すぎることなんで、そこは別に悩むところじゃなかったんだ?
とか思ったりしました。
あと、なぜ女性は・・・・・。何て書こう(笑)
あ、本に書いてあるタイトル通り書きますと、
女性はなぜエクスタシーで叫ぶのか。っての。
なるほど。と、面白い仮説で、多分その通りなんだろうなと納得させられます。
最後の話も面白くて、
人って遺伝と環境によって作られるのは納得できますが、
環境でも、「家庭環境」ってほとんど意味がないってところ。
要は「子育ては子供の人格形成にほとんど影響を与えない」ってところ。
でも、その辺、今は大体の人が気づいてそうですよね。
子供って、要は同年代の子供達の影響が大きいので、
どれだけいい環境を与えるか?くらいが親に出来ることって結論も、
何かみんなそうしているイメージです。
そのいい環境も偶然に左右されるらしいですが。それもまた人生だそうです(笑)
この作家の本、どれを読もうか迷ったんですが、
どれも僕が好きそうなテーマを扱ってて、なので最新作にしたんですが、ひと段落したらこの人の色んな本を読んでみようと思いました。
何かこの作家の書く本と相性良さそうな感じがしました。