(注)別に僕の心理状態でこの本を選んだわけではありません(笑)
なんとなく、本屋にあって、読んだ事ない人の作品だったから手に取っただけです。
(ほんとですよ(笑))
前回、学校の社会のあれやこれやを味わいましたが、
今回は会社の社会のあれやこれやを味わう感じになりました。
あれですね。
なぜ、滞在している(?)社会で上手くやっていけないとどーしようもない閉塞感を味わってしまうのか。
その過程や心理状態を前回の本は学校版。今回の本は会社版で説明できるんじゃないだろうかと思いました。
そして、その閉塞感って、多分日本独特のものな気もするので、この2冊、いい日本紹介本になるんじゃないだろうか?とか思いました。
普通に抜ければいいのに、抜けれない。
不思議な心理状態ですよね。
読んでるときは、その理由に納得してしまうんですが、
少し時間を置くと、「やっぱおかしいやろ!!」ってなる感じがします。
僕の場合、人間関係で嫌になってバイトとか辞めたりってのは・・・・。
あっただろうか??
人間関係が嫌になった事はたくさんありますが、
そうなりゃ普通にお互い無視すりゃいいし、
仕事の都合上話すだけすりゃいいって感じでしたからね・・・。
正直、何かを辞める理由に、友人とかにはそんな事を言った可能性はありますが、
それは真の理由を説明するのが難しかったりしたからな気がします。
さて、この作品。
最後の方、素晴らしい話になっていきます。
僕もたまに悩む、どう働いていくのか?って問題について、
シンプルですが、大事な事を語ってくれてます。
まあ、大事って言ってもベタといえばベタですが。
やっぱり大切な人や好きな人や、大切に思ってくれてる人や、好きでいてくれる人。
そういう人たちのためというか、
そういう人たちの存在をしっかり根本においておくというか、
多分、人生の優先順位のおさらいって感じなんですが、
社会の閉塞感に悩んでる人や忙しい人はその辺、見失ってるんでしょうね。
その辺の流れが感動的でした。
ふう。今、知人。仕事が大変そうで、力になりたいですが、
なかなか難しいですね。
せめて愚痴をこぼして欲しいですが、
その時間もなさそうなんですよね。
この本で何か力になれる参考になるかな?とは思ったんですが、
その辺の参考にはならないかな・・・。
知人と主人公では悩みの方向性が違うので。
登場人物のヤマモトみたいに、ウザく応援し続けるしかないのかな(笑)
明日は月曜日。