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観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

33人目 荻原浩 「明日への記憶」

直木賞作家になったそうです!!

うにっきさんから読みました!!

 

実は直木賞作家とか、芥川賞作家には僕はあまり影響を受けない感じですね。

賞をとったからって、本当に面白いのか?って、中2のような感情が未だに根強く残ってるんでしょうね。

 

昔、綿矢りさ さんが直木賞とったときに、女性だ〜美人だ〜とか騒がれてて、

じゃあって事で読んでみたんですが、

蹴りたい背中

ってタイトルで、読み終えた直後の感想が

「蹴ってるやん!!」

だった記憶があります(笑)

はい。完全に蛇足です。一度書きたかったんです これ(笑)

 

さて。「明日への記憶」

重たいテーマです!!

若年性アルツハイマーを患ってしまった50歳男性の病気の変遷を、

ただ、ただ、リアルに描いています。

 

何ページか読んでて、今日一気読みしたんですが、

本当に、ただ、ただリアルなんですね。

 

本人の反応。周りの反応。妻の支え。

妻の謎の数珠を30万円で買ってしまうくだり、

リアルです。

 

実は先日亡くなった幼馴染の弟さんの両親も、

初期のとき、祈祷師をそれくらいの値段で呼ぼうとしてたんです。

 

幼馴染は、その辺の両親の気持ち、理解できず、僕に愚痴ってましたが、

僕は少し彼の両親の気持ちはわかる気がしたんです。何て言えばいいかわかりませんでしたが。

 

この小説を見せればいいかな。でも、それでも彼は理解しないだろうけど(笑)

そういう意味で読むタイミングも良かったのかなと思いますね。

 

うん。いい小説でした。最後もやるせなかったですね・・・。

 

小説って今、難しいですよね。書き手としては。

どんな奇想天外な物語を作ったとしても「現実は小説より奇なり」

にしてやられますもんね今。

ネットの普及で、奇な現実。簡単にたくさん見つかりますしね。

 

どんなビジネスサクセスストーリーを作ったとして、

ジョブズの話に勝てるストーリーってなかなかないですしね。

 

だからみんな、異世界モノばかり書きたくなって、

んで、どっかの小説応募に「異世界モノはダメ」って書かれたるするんですね(笑)

 

そんななか、ただ、リアルに話を作り込んでいく。

作中に陶芸の土をこねる話がありましたが、

その辺が、作者の小説の書き方とか、魂みたいに感じて、

ああ、いい小説を読んだなあ。って感動を受けました。

直木賞恐るべしです(笑)

 

次は芥川賞の又吉さんのでも読んでみようかな・・・。(今さら)