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観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

藤田 和日郎 「読者は読むな(笑)」

この方。「うしおととら」の作者です。

なので、新規に入れるかどうか迷いましたが、

漫画じゃないしな。これ・・・。

あ、でも「からくりサーカス」もガッツリ読んだしな(??)

って事で、新規に入れない事にしました。

 

 Podcastで、ある方のをよく聞いてるんですが、

その方が紹介していたので読んでみました。

 

藤田和日郎さんが、漫画家を目指す新人アシスタントに助言をしていく形の本になってます。

新人アシスタントが、編集の人の武者正昭さんに漫画を持ち込んで助言をもらい、その助言に困る新人アシスタントが藤田さんにアドバイスを求めるって感じです。

 

もう、そのアドバイスがすごく面白いです。

 

何せ、漫画家に重要な考え方のアドバイス。

現役の方がしてるってのも貴重ですが、何より話が具体的で分かりやすいんです。

本の内容以上に分かりやすく具体的になんて説明できねえよ!!ってくらいです。

 

漫画家だけじゃなくて、何ていうか、普通の仕事とか、生活の楽しみ方とかにも応用できる感じです。

 

印象に残ったのは会話。藤田さんの職場は会話を重要視してて、無口禁止なほど。

で、映画を一緒に見まくって、感想言い合いまくるそうです。

で、映画とかでも、ここ面白いって所が違ってたら、みなさん「え〜っ」って文句言ったり、怒ったりしがちですが、そんな事はするなと。

違う所があるからって、敵とか人格を否定するとかでは絶対に違うんだ!!

って強調してて、

うん。その辺り、漫画家志望の人だけでなく、全ての人が、こういう考えを持ってるべきだよなあ、と思ったりしました。

 

あ、何でも、そうする事によって、自分の意見を客観視できるようになって、それが、「自分の漫画」でも客観視できるようになり、よりよい漫画が描けるようになるそうです。

 

あと、よく言われている「キミだけの武器を」のアドバイスも面白くて、

「個性は好きなものだから」って結論。

好きなものを掘り下げていくと。

これもありきたりですが、具体例がすごくて、

キミはカンフー映画が好きだろ?話の内容がなくても点数高いからね。

そこから、なぜカンフー映画が好きか?

アクションが好きなんだね。

どんなアクションが好き?

蹴りが好きなのか。

前蹴り?回し蹴り?

蹴りのどういう所が好き?

 

みたいな感じで、「じゃ、かっこいい蹴りが描ける漫画家」になれるかもって具合に。

とにかく具体的でわかりやすいです。

 

今まで、似たような事書いてる本はいくつかあったと思いますが、

ここまで具体的にわかりやすいのって無かった気がします。

 

今年、一番面白くて印象に残った本でした。(今のところ)

 

何となく、これ読んで、しばらく自分の好きなものとか掘り下げてみようと思いました。