ついに49人目。
お仕事。昼までにビシィと終わらせ、バイトまでの時間で読み切れました。
けっこう時間かかりましたね・・。
- 作者: デイヴィッド A.プライス,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/03/20
- メディア: 単行本
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ピクサーです。
んーと。
トイ・ストーリーや、ファインティング・ニモ。
カーズとかモンスターズ・インクとか。
その辺の有名なコンピューター・アニメーション映画を作った会社です。
(アナ雪は違うようです。細かいところ、難しいですね(笑))
で、そーゆー、コンピューターグラフィックのアニメで、映画作りたいぞ!!
って人たちが、ほとんど何の設備もないところから会社を作ったりしていくお話です。
アップルも、ガレージからパソコンを作ったみたいに、
彼らもガレージから作っていった感じのようです。
僕は何かを創るってのが苦手なので、そーゆー人たちに憧れを抱きます。
しかも、完璧に難しいの、わかっていながら何年もやり続ける人たち、
もう尊敬します。
そーゆー人たちのお話が前半です。
一気に読んじゃいました。
後半になって、そのピクサーの作品が出来上がっていく背景や、
会社の色んなあれこれが語られていきます。
そこが読むの辛く、時間がかかった理由かな。
なぜなら・・・・。
実はピクサーの作品、ほとんど見てないから!!!!!(笑)
がっつり見たのは「モンスターズ・インク」かな。
岡山県の治部邸ってゆー、お城跡?に泊まった時。
(↑どこで何をしたらそんな所に泊まるんだってゆーね(笑))
それだけなんですよね。
もちろん、他の作品もどんな内容かってのはざっくり知ってはいますが・・・。
あと、会社がいかに大きくとか、どこの会社とライバルだとか、手を組むとか、
その辺、正直あまり興味を持てなかったんですよね〜。
印象に残ってる所。
・ファインティング・ニモを作ってる時。
そーゆー人たちだから、海を再現するのに、メチャクチャこだわったわけです。
魚の動きとかにも。
色んな偉い人たちに講義とかもしてもらったりしながら。
で、結果、コンピューターで、すごいリアルに海の感じを出すことに成功するんです。
が!!しかし!!!
海がリアルすぎて、その中でニモが話をしたりすると、違和感が半端ないんです(笑)
そこでリアルさを抑えたって話が個人的に面白かったです。
・主にジョン・ラセターって人が監督やってるんですが。
その人、全部人じゃないもの(おもちゃとか、魚とか、車とか)
を擬人化して作品にする手法なんです。
そういえば・・・ですよね。
なぜ気づかなかったんだろ?って感じになりました。
擬人化して、おもちゃの世界とかを人の世界に見立てて、物語を進めていく感じ。
この感じ。
人間でそのままやると、やっぱりダメなんでしょうかね??
リアルすぎて良くないのかな??
その辺、そもそものアニメの表現理由、ニモの海、監督の手法。
共通点があるなと思いました。
「リアルすぎは良くない!!」
・・・・。
この教訓・・・。どっかで活かせるかな??(笑)
あ、ピクサーの作品が好きな人には後半もオススメかもです。
色んな制作の裏話や、苦労話が書いてるので。
マニアにとっては「もう知ってることばっかり」かもですが(笑)
まあ、とにかくあと1人です!!
最後は誰にしようかな・・・・。
明日、本屋に行ってサクッと適当に決めよかな。