あと。大きく分けて2つほど書きたいこと。
・そうそう。要は腸内細菌整えるために、
野菜とか、食物繊維をしっかりとりましょー。ってゆー、わりと普通な結論もあったんですね。
で、なぜ、腸内細菌を整えないといけないのか?
腸内細菌って、100兆ほどいるそうなんです!!
で、どの細菌が優位になってるかによって、人って行動が支配されるんじゃ?
って感じなんですよ!!
鬱とか、自閉症とか、その原因じゃ?って疑われてるんです。
肥満に通ずる行動も。
細菌に人が支配されてる?ってのが、ピンとこないかもですが、
冬虫夏草って、菌をアリに植えつけて、アリの行動を完全に支配するんですよ。
菌につかれたアリって、群から外れて、冬虫夏草が育つための葉っぱの葉脈?
そこに歯を食い込ませてジッとしてしまうんですよ。
で、そのまま動かなくって、その内、アリは死んじゃって、そっから冬虫夏草が育つって感じ。
そんな感じで、人にも影響あるんじゃ?ってのが近頃言われてるんですよ。
だから腸内細菌を整えましょうて話になってるんです。
・因果関係と、相関関係。
この作者、結構、断定言い切りってしないんですね。
明らかに思われることでも、実験結果ではそんな感じとか。
相関関係はあるけど、因果関係ははっきりしない。みたいな。
あ、因果関係は、直接関係あるの。
例えば、万年筆のインク。万年筆で字を書いたらインクは減る。みたいな。
インクを減らしたくなければ、字を書かなければいいですよね。
相関関係は、直接は関係ないけれど、関係があるみたいな・・・。
例えば、少し物騒ですが、アイスクリームが売れると、溺死者が増える。
って関係です。
まあ、アイスが売れるのは暑いからだし、溺死者が増えるのも暑くて泳ぐ人が増えるから、関係があるのはわかるんですが、
じゃ、溺死者減らしたければ、アイスを売らなくすればいいのか?といえば、違いますよね。
それが因果関係と、相関関係の違いで、作者はとにかく、
「相関関係なのかもしれない」って慎重になってます。
それとゆーのも、紹介されてる実験とかが、1990年代とか、
2000年代とか、結構新しいんですね。実験自体。
しかも、菌が100兆。種類分けするのも大変ですからね。
そのなかの1種(1門とかゆー分け方してますが)
の動きがどーだったからって言い切るのは確かに難しいよね。って思います。
なので、これからも結構色んなことがわかってくる分野なのかな?
とか思って、楽しみだな、と思いました。