観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

手島龍一 「汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師」

を読みました〜。

 

今年に入ってからもそこそこ本は読んでますが、感想を書くまでにはいかないですね・・・。ってか、今のブームは去年読んで好きになった本を読み返すですからね・・・。

 

さて、それよりこの作品。

 

汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師 インテリジェンス畸人伝

汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師 インテリジェンス畸人伝

 

 すげー長い題名ですね(笑)

 

パナマ文書ってありましたよね。

なんか、節税のために海外に会社を作るって方法があって、

それを作りますよって法律事務所からデータが大量に漏れた事件です。

 

で、その文書で、具体的にどーゆー事が起きたか、その暗部の部分がわかりやすく書かれてて、

そっから「パナマの仕立て屋」ってゆー本、作者紹介になって、

その作者自身もスパイで、スパイが小説書いてるんだよって感じになって、

その作者ル・カレのリアルな人生を追いながら、様々なスパイを紹介していくって話の構造になってます。

 

時間軸でいうと、第2次大戦後。共産主義と戦わなあかんってゆー、あの関係でのスパイ活動になってます。

 

なんてゆーか・・・・。

その彼らの人生が結構波乱万丈で面白いんですけど、

こう・・・。リアルなんだけど、リアルさを感じられないくらいの次元なんですよね。

そもそも、「情報を得るためにスパイする」

このメリット。一瞬ピンと来ないんですよね〜。

その辺、ピンと来ないところが僕の未熟たる所以なのか・・・。

後から考えたら、

アメリカとかがどっかへ攻め込む日時とか、そーゆーの、重要かもなんですが。

話が大きすぎて、僕には縁がなさすぎる話なんですよね。

 

ほら。僕は所詮、気になる情報って、「◯◯の発売日は?」

程度だし、そんなもの、早く知ったって仕方ないことが多いですからね(笑)

逆に、そーゆー、早く知るべきな気になる情報があるとゆー、大物になりたいもんですね。

 

あ、株とかやってる人はあれなのかな・・・。

何かの日時がどーだとか、そーゆーの重要視しますね・・・。

 

それでも面白いんですけどね。

スパイの人たちがどーゆー状況、環境で育ってそーなっていったかっての、

つらつらと追いかけていってる感じがいいです。

 

で、後半、日本にいたスパイの話。

 

そして、現代のそーいったタイプの反逆者とゆーことで、

「アサンジ」「スノーデン」を紹介しています。

僕は、スノーデンの事件の時には興味を持って、本が出た時はKindleで買って、英語でしたがかなり早く読み切って、背景とかも知ってたんですが、

アサンジの事は全く知らなかったので、育った環境とか知れてよかったです。

ユニークな環境だなぁと思いましたよ。

 

パナマ文書にまつわるあのへんの仕組み。

様々なスパイと、その資質や仕事。

アサンジとスノーデンの背景。

 

その辺、書かれています。知りたい人にはおすすめです。