を読みました〜。
今年に入ってからもそこそこ本は読んでますが、感想を書くまでにはいかないですね・・・。ってか、今のブームは去年読んで好きになった本を読み返すですからね・・・。
さて、それよりこの作品。
汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師 インテリジェンス畸人伝
- 作者: 手嶋龍一
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2016/11/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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すげー長い題名ですね(笑)
パナマ文書ってありましたよね。
なんか、節税のために海外に会社を作るって方法があって、
それを作りますよって法律事務所からデータが大量に漏れた事件です。
で、その文書で、具体的にどーゆー事が起きたか、その暗部の部分がわかりやすく書かれてて、
そっから「パナマの仕立て屋」ってゆー本、作者紹介になって、
その作者自身もスパイで、スパイが小説書いてるんだよって感じになって、
その作者ル・カレのリアルな人生を追いながら、様々なスパイを紹介していくって話の構造になってます。
時間軸でいうと、第2次大戦後。共産主義と戦わなあかんってゆー、あの関係でのスパイ活動になってます。
なんてゆーか・・・・。
その彼らの人生が結構波乱万丈で面白いんですけど、
こう・・・。リアルなんだけど、リアルさを感じられないくらいの次元なんですよね。
そもそも、「情報を得るためにスパイする」
このメリット。一瞬ピンと来ないんですよね〜。
その辺、ピンと来ないところが僕の未熟たる所以なのか・・・。
後から考えたら、
アメリカとかがどっかへ攻め込む日時とか、そーゆーの、重要かもなんですが。
話が大きすぎて、僕には縁がなさすぎる話なんですよね。
ほら。僕は所詮、気になる情報って、「◯◯の発売日は?」
程度だし、そんなもの、早く知ったって仕方ないことが多いですからね(笑)
逆に、そーゆー、早く知るべきな気になる情報があるとゆー、大物になりたいもんですね。
あ、株とかやってる人はあれなのかな・・・。
何かの日時がどーだとか、そーゆーの重要視しますね・・・。
それでも面白いんですけどね。
スパイの人たちがどーゆー状況、環境で育ってそーなっていったかっての、
つらつらと追いかけていってる感じがいいです。
で、後半、日本にいたスパイの話。
そして、現代のそーいったタイプの反逆者とゆーことで、
「アサンジ」「スノーデン」を紹介しています。
僕は、スノーデンの事件の時には興味を持って、本が出た時はKindleで買って、英語でしたがかなり早く読み切って、背景とかも知ってたんですが、
アサンジの事は全く知らなかったので、育った環境とか知れてよかったです。
ユニークな環境だなぁと思いましたよ。
パナマ文書にまつわるあのへんの仕組み。
様々なスパイと、その資質や仕事。
アサンジとスノーデンの背景。
その辺、書かれています。知りたい人にはおすすめです。