を読みました〜。
うん。面白かったです。
哲学ってややこしい事、めんどくさい事を考え続けてるイメージで、
実際そんな感じな気もしますが(笑)
でも、何ていうか、「考える」って事の面白さが、この本に詰まってる感じがしました。
今の社会の状態もわかりやすく書かれてて、
しかも最終章は「ドストエフスキー」の小説をモチーフにして説明してて、
ドストエフスキーをなんのこっちゃと思いながら多分全タイトル読み切ったのが、
こんな所で役に立つとは・・・。って感じでした。
ただ、やっぱりどう感想を書けばいいか・・・なんですが(笑)
んっと。印象に残ったのだけ書くと、
今って、政治と経済の2層構造になってると。
政治は国境があるけど、経済にはまあ、ほとんどないと。
それを、上半身と、下半身に分ける事ができるって部分があったんです。
政治=頭を使う=思考の場所=上半身
経済=消費する=欲望の場所=下半身
って、ま、あくまで比喩なんですが。
で、その部分を読んで「パタリロ」のある話を思い出しました。
ある日、下半身が反乱して、上半身から離れて、
こまった上半身のパタリロが、なぜか「野球で勝負だ〜」ってなって、
野球で決着をつけるってゆー話でした。
(上半身のパタリロが何か作って下半身代わりの何かを作って移動はできるんです。)
で、この決着の着け方が、この比喩っぽい決着の着け方だったんですよ。
運動能力では下半身にはかなわなくて、
パタリロ上半身は頭を使って考えます。
で、頭を使って下半身の欲の強さをつくんです。
とはいっても、女性の下半身に誘惑させたり、
最高級の洋式の便座を仕掛けたりってアホな戦法なんですが(笑)
そんな事を思い出しながら、
今の構造をそーゆー比喩で例えていくと、今の状態がよりわかりやすくなりますよね。
そーゆー所、凄いなと思いました。
ざっくり、ワケわかめな事になると思いますが、僕の感覚でまとめると、
要はその下半身の部分が今、強すぎてて、
そりゃまとまりがなくなってて、
それでいいかもしれないけど、やっぱ苦しいと。
ゆーても、共同幻想ってやっぱり必要で、
それは、国家、政治側からだけで考えるのでも、グローバルな経済側からだけで考えるのでも、どちらも不十分になってしまうと。
そこで、国家、政治側と、経済側、両方を行き来する、観光客的な視点で、考えていくのがいいとゆーか、そうなっていくんじゃなかろーかとか、
そんな感じのお話です。
・・・。
うん。なんか少しわけわかめになりましたね(笑)