観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

【本】一汁一菜でよいという提案 土井善晴

 

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案

 

 腎臓に石がたまってたりしてるので、

食事に気をつけないとなと思う昨今。

 

そういえば、暑すぎて、料理ができなかったとゆーか、

料理の保存に不安がありまくりだったので、外食、弁当が多かったんですよね。

で、飲み物も最近果物ジュースにハマってたのもあって、糖分とりすぎ、水分不足。

 

それらが重なった悲劇だったと思ってます。

 

で、改めて自炊をしっかりしようと思って手に取ったのがこの本。

 

よく八百屋に自炊のコツ、アドバイスを受けてて、

1・レシピ(クックパッド)見て作るなら分量をしっかり測れ!!

目分量なんか百年早い。いちびるな!!(笑)

2・簡単に済ませるなら味噌汁に色々突っ込め!!

 

の2つが骨身に沁みてるわけですよ。僕は。

 

で、この本は、特に2の部分がめっちゃ詳細に展開されています。

 

八百屋。この本を読んでるのでは??ってくらいこの2のアドバイスが的確だったんだなとしみじみ思い、

八百屋、恐るべしって感じです。

(あとで確認したんですが、読んでなかったようです)

 

料理を通しての和の文化、日本人の身体、和の意味、感性、教育。

それらが、しみじみ染み通ってくる感じのいい本です。

 

わかってるけど、改めて書かれると、食事ってそれらの生活の根本の、

とても大切なものなんだなと。

 

とにかく古き良き、理想としてる日本の姿を食事から見るって感じの本です。

食事は大切だけど、料理はシンプルで良いと。

そのシンプルさにも意味がありますよと。

 

料理の楽しみを少しでも味わおうかな?

とか、いろんな味噌を集めてみようかな?

とか、旬な野菜とか、覚えてみようかな?

とか、そんな気分にさせてくれます。

 

すぐに濁ってしまいますが、心が洗われる思いがした感じの、上品な本でした。