観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

本4冊目 「お金2.0」 佐藤航陽

これを読みました。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

 

 いや、別に巷で噂(?)のコインチェックの事件で興味を持ったわけじゃないですよ?

一応、あの辺の仕組みも少しは理解してるつもりではありますし、

(説明せいって言われたら出来ませんけどね!!)

仮想通貨をシンプルなギャンブルとゆーか、そーゆー目的では買うことはないと思いますし。

なんか買い物みたいな目的があれば買うと思いますが。

 

まあ、単純に表紙がなんとなく好きでして。

上の方のコイン、いろんな種類があって、こーゆーのが好きなんです。

 

 

本の内容も面白かったです。

お金の話から、経済の話になって、そっから社会の仕組みになって、

会社というのか人というのか、どーゆー仕組みを作ればいいんだろうか?

って話になります。

 

で、それを実際におきてる、おきつつあるテクノロジー、価値観、お金の変化を見て、

今の社会の状況や、これから起こるであろう変化を書かれてる感じでした。

 

それがとにかく解りやすいし、たくさん思い当たる節もあるし、納得させられる所ばかりでした。

 

なんかね。自分で書いてて伝わらないな〜感がありますね。

かなり面白かったんですが、どう書けばいいかわからないです(笑)

 

個人的に面白かったのは、

自然と経済は似てる。って箇所です。

自然と経済のシステムは似てる から 経済のシステムが自然に似てたからここまで広く普及した。

ってお話の箇所があるんですが、

少し前に読んだ「反脆弱性」って本でも似たような話があって、そこが面白かったです。

その本の中でも、「自然が一番反脆い」って話があって、

その話とリンクして、楽しかったです。

何かショックを与えると弱くなるのが脆弱性がある。

一度失敗すると何もかも失うみたいな。

で、何かショックを与えると強くなるのが反脆弱性

小さなリスクをとって、失敗を繰り返しながら大きな成功を手にする。

って感じに書かれてます。

 

この本ではさらにそーゆー反脆い自然の仕組みが、経済の仕組みと比較して書かれててより深く自然について理解できたかなと。

 

あとはテクノロジーの進化の方向が分散化ってところ。

政治もそんな感じなのだからなのか、テクノロジーの進化がそうだからなのかとか、

考えるのが面白かったり。

 

まあそんな、色々想像が楽しめる本だと思いました。

まあなんていうか、面白いけど難しい(特に面白さを伝えるのが)本でもありました。