観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

名作の予感

今読んでる本。

 

人間の大地 (光文社古典新訳文庫)

人間の大地 (光文社古典新訳文庫)

 

 この作者。「星の王子様」の作者でもあります。

まだ安全性が難しい飛行機に乗って郵便配達をしていく男の話です。

そこで、色んなドラマがあるってゆー話。

作者は実際に飛行機に乗って郵便配達をしてた人なようですね。

私小説ってゆーか、自伝ってゆーか、そんな作品っぽいです。

 

他にも色んな本を読んでる状態で、いつ読み終えるかわかりませんが、

機械の発展、技術の発展に関して、面白い事を書いてます。

 

この作品は1939年に発売されたとか。

その時代でも、「この100年の歴史」の機械の進歩が激しすぎる事が書かれてます。

別の作品で、「1300年の人が、100年後の世界に行っても大して驚かないけれど、100年前の人が今の世界に来たらめっちゃ驚く」って類の話を読んで、

なるほど、産業革命以降、コレの連続なんだなと。

 

「機械が人間をダメにすると思えてしまうのは、これだけの速度で進行してきた技術革新の結果に幾らか距離を置き、冷静に判断を下すのが困難だからだろう」

 

本文のままなんですが、今なら機械の部分をAIに置き換えてもそのまま通用しそうですよね。

多分、当時飛行機は少し前のスマホや今のAIと同じで、技術の最先端で発展し続けてた時代の産物だったからなんでしょうね。

 

色々面白いんですが、

フランス人ですよきっと。作家は。

文章が面白くて凄いんですが、読みにくくて進まない(笑)

フランス人が文章、面白くて凄い原因。

きっと、フランス人はロマンチックな所があるからかな?

ってゆーのを少し感じました。

 

ゆっくり味わって読んでいこうと思います。