Kindle版で今日まで?昨日まで?
この漫画で読破シリーズが11円ってゆー、よくわからんお祭りをやってたので、
読んだことないのを中心に、かなり買いました。
その中の1つ。ヴェニスの商人。
シェイクスピア。ほとんど読んだことがなくて。
小説が舞台チックな設定で、台本チックな形がどうしても馴染めないんですよね〜。
ロミオとジュリエットのよーな、有名な話はあらすじ、だいたい知ってますが、
同じような名作と言われてそうなヴェニスの商人に関しては、あまり知らなかったので、これを機会に読んで見ました。
・・・。アレですね。割と酷い話ですね(笑)
キリスト教の酷い面がどーんと出てるイメージを抱きましたよ。
異教徒のシャイロックを追い詰める場面のアレコレが。
世間的にはどんな感じで名作って言われてるんだろーか???
登場人物が、
アントニオ←貿易商。
アントニオの友人←ダメ男。
アントニオの友人と結婚する金持ち女性←名前おぼえてなし
シャイロックの娘←名前おぼえてなし。
シャイロックの娘と駆け落ちした男。←名前おぼえてなし。
アントニオが、ダメな友人のために、シャイロックに金を借ります。
シャイロック、元々アントニオが嫌いなので、(お互い嫌い合ってます)
「利子はいらんが、もし返せんかったら、身体の肉をもらう。(要は身体、切り刻む)」
ってゆー、謎契約を成立させます。
アントニオ、船の事故で金を返せず、ピンチ。
で、裁判沙汰になって、シャイロックが屁理屈で優勢になるんですが、
上の登場人物達が裁判で、シャイロックをさらなる屁理屈詰めにして、
シャイロックがズダボロになると。
でも、それよりも何よりも、
シャイロックは働き者ですよ。
アントニオも。
でもこの二人。気難しい人ですよ。
働き者二人、やっぱりストレスがあるんですね。仕事の。
で、シャイロックの娘と、駆け落ちの男。
コレが酷くて、シャイロックが一生懸命働いて得た財産を、
わりと盗んで駆け落ちするんですよ。ただ駆け落ちするんじゃなくて。
でもこの2人。幸せそうです。
アントニオの友人。
これも、アントニオに借りた金で、金持ちの女性をゲットして、玉の輿です。
幸せそうです。
この感じがね。
真面目に仕事して、金をゲットする人が大変そうで、
要領よく金をゲットする人は幸せそうで、
この構図がなんか身も蓋もなくて、
その辺が名作って言われてる理由なんですかね??
まあとにかく、名作を1つなんとなく読破出来てよかったです。