漫画。1巻だけ。
本が好きだけど、読むのは好きでない主人公。
なのに、読書通とゆーか、本でマウントをとりたがります。
そんな主人公を周りの本好き達が、本当に本を読ませようとしたりしなかったりするお話です。
本読んでる人のあるあるが詰まってて、読書好きな人にはオススメかもです。
例えば、ドストエフスキーとかトルストイとかのロシア人の名前。
ソーニャとソネチカとソフィアが同一人物だったりって事に愚痴をこぼしてたり、
メキシコ?コロンビア?どっちかの小説で、ホセって名前の人が何人も出てきたり、
そーゆーあるあるがあったり、
SF小説読んでる時のわかる〜ってのがあったりします。
多分、SFが嫌いな人は、SF特有の謎理論が訳がわからなくなっちゃう所があると思います。
ワープの理論を語ってるんだろーけど、言葉の意味がさっぱりわからないみたいな。
でも、そーゆーわからない所はスルーして、大体の意味わかってりゃいいって僕は思ってそうしてたんですが、
その手の事をしっかり書いてくれてたり。
作家の名言集もあって、言葉のパワー、センスってあるんだなって思いますよ。
あと、主人公のとにかく本でマウントとりたがる姿勢。
少しわかるところもあります。
話してる相手がすげー本好きな時に、止むを得ずある程度合わせる時とか、
なるほど。こんな手もあるよねって感じで(笑)
そーゆーわけで、本を読みたくなったり、それこそ主人公のように、その作品を読んだ事ないのに読んだような気にしてくれたり、2巻も読みたくなったりしました。