年末に読んでよかったと思える本です。
Kindleだけなのかな?
メディアの歴史の変遷(それこそ壁画から)を辿りながら、
芸術を絡めながら未来はこういう方向では?っていう事が書かれた本です。
うん。簡単に書けば2行ですが、
これらの内容がすごく濃く、ファンタスティックです。
特に、今のコンピューターの技術がどこから、誰からきているのか。
いつからその発想が生まれていたのか。
なんて部分だけでも「へぇ〜」ってなるし、面白いし、感慨深いです。
そして、意外だな〜と思ったのが、メディアと芸術が繋がっているってところ。
よく考えたら確かにって感じです。
写真が出来て広まると、絵画にも影響が出てきたのは何となく感じますしね。
難しいテクノロジーの話もあるにはありますが、
「ふんふん。こんな感じかな?」
くらいにはイメージできるモノばかりなので問題無いかなと思います。
芸術の文脈・原理の違いとか、メディアの静と動の違いとか、
こういう風な分析があるんだなとか、
色んな芸術作品の写真も載ってて、バラエティに富んでます。
未来はどんな感じになるのか?ってのは、
・・説明、難しいな・・・。
ぜひ読んでみてください(笑)
でもとにかく楽しみになる事だけは間違いないです。
SFとかに出てくる様な世界。
これがいかに実現の可能性があるかを難しいながらも論理的に書かれているし、
落合陽一さん本人も作品として一部作っているのもあって、(これがでかいですよね)
ああ、本当にこうなるかも?って感じでワクワクします。
内容が濃すぎるのがアレですね。
感想とか説明するのとかが、とにかく難しい(笑)
とにかく、何回も読み直したくなる本でした。
そう、個人的に今年読んだ、
「メディア論」 マクルーハン
「未来に先回りする思考法」 佐藤航陽
「コンテンツの秘密」 川上量生
これらの本の内容との繋がりが半端ないんですよ(笑)
他にも何かあったかもしれません。
あ、最近読んだ「禁断の市場」 マンデルブロ
これとも少し繋がりが。
50年ほど前の理論が、コンピューターの発達によって、陽の目を見てきたってところ、今の技術の成り立ちのところと被る感じがします。
今年読んだ本のまとめって感じもして(笑)この年末、読んでよかったなと思いました。