【本】ぼくは愛を証明しようと思う。 藤沢数希
うん。今年、今まで読んだ中で一番不思議な面白さ、印象を持った本でした。
作者のことは、何か(ホリエモンだったかな?)のTwitterで知ってました。
んで、著作を読んだことがなかったので読んでみようと思ったんです。
恋人(?)にまんまとしてやられてた主人公が、恋愛工学。恋愛をこう、科学的に分析していっている人に出会い、恋愛をマスターしていくお話です。
ただ、恋愛というよりかは、「いかにして女性をセッ◯クスに持ち込むか?」
これ1本にしぼってる感じで、恋愛(愛してる。好きよ的な??)要素ってあるのかないのか、そこは不思議です。
科学的に分析されてる部分は僕的には凄く面白いです。
ある程度、その面白かった分析を箇条書き。
1・結局、人間も動物。
恋愛と言っても、まあ、男は基本、たくさんの女性とセッ◯クスしたいし、すべき。
(なるほど。)
2・男に女性を選ぶ権利はない。
男は所詮、商品で、常に女に選んでもらう立場。
(うん。基本他の動物界。そんな感じが多いよね。)
3・女は好きな男とセッ◯クスするのではなく、セック◯スした男を好きになる。
(ほう??)
あと、女性はセ◯ックスしてる男が好きみたいな箇所もありました。
(よく言うモテ期ってそんな感じな気がします)
まあ、その分析から導き出せるのは、
・男はしょせん商品なので、選んでもらえるよう女性に売り込むしかない。
・男の自分の商品価値をあげるにはたくさんセック◯スすべき。
・かといって、自分を安売りしてはダメ。
がポイントな気がしました。
じゃあ、たくさんするにはどうするのか?
の方法、街コンとか、クラブやバーとか、普通のナンパとか、
こういう風に話しかけたりすると良いですよ〜。
ってのが結構重点的に書かれてる気がしました。
なので、これ読んだ人でその気になっちゃった人が、結構積極的になったりするのかな?と思いました。(痛い目に合いそうですが(笑))
でも、この作品。基本、「女性へのリスペクト」を持っています。
ただ、そのリスベクトしてる対象に「いかに持ち込むか?」をドライに書ききってるところに不思議な違和感。あるいは、なぜ違和感持つんだろう?の違和感を感じます。
若い人。これ読んで頑張ってみてください!!
ただし、きちんと女性へのリスペクトは持ちましょう(笑)
ってか、僕のような分析とか好きな、しかも男性ならこの本の面白さってわかると思うんですが、女性はどう思うんでしょう??
「え〜?」とか、「違う〜」とか思うんでしょうか。
すごく知りたいです。どなたか読んでみてください〜。