先日、「Breaking Bad 」ってゆードラマを見終えたばかりで、
そこでまあまあ、万国共通するドラマの作り方がチラホラ見えました。
よく言う、
「僕、もーすぐ結婚するんですわ」
って言ってる人が、殉職しちゃうってゆー、死亡フラグ。
あれ、このドラマでもけっこう見られました。
何か、急に孫娘が登場して、いいおじいちゃんする殺し屋さんとか、
無愛想な女性が、男の人との恋愛で、恋する乙女として定着してきたりとか。
昔のドラマだと、やられ役(?)って1話だけでてきてってのが多かったのが、
最近のドラマは、最終的にやられ役でも、その人なりのドラマをキッチリ作る傾向にあるので、よりショックとか大きかったりするんですが、
よく考えたら本質としては同じですよね。
昔に読んだ4コマ漫画で今も印象に残ってるのがあって、
(作者とか忘れたんですが。)
警察かな?ある組織かな。そーゆーのに捕まって、一切、自白をしない人が登場します。
その人は、どんな拷問にも耐えてみせると言います。
親兄弟、友人とかいなく、天涯孤独なんだと。
失うモノなんてないからだと。
すると、ある組織の人は、その人に、
「可愛い猫」を与えます!!
その人は苦しみます。
「や、やめろ〜〜〜。」
と。
組織の人は言います。
「可愛いだろ〜〜。ほら。懐いてるぞ〜〜(ニヤニヤ)」
猫は「ミャーミャー」懐いてます。
その人は苦しみながらも、「ち、、ちくしょ〜〜〜。か、かわいい・・・」ってなっちゃいます。
4コマはそこで終わるんですが。
多分、その後、その人は弱点を作られたわけで、その先は、猫ちゃんと引き換えに喋っちゃうのかもしれませんね(笑)
そう。要は「与えて奪う」んですね。
よく兵法書とか、故事とかで書かれてると思うんですが、
ドラマの作り方にも応用されてるんですね。
変わらないものって変わらないんだなと、ふと思いました。