うん。このまだ途中シリーズはやめた方がいいんですが。
やっぱり毎日書いてると、こう・・。ネタもそうですが、
「これ面白い。でもまだ今日中に読みきれない」
って時に、頭の中がこの事でイッパイになって、
他の事を考えられなくなるんですよね。
だから途中ですが書きます。
そのままのタイトルの本ですが、
今のグローバル歓迎。格差上等な感じの社会に、抵抗する考え方の本です。
とにかく弱者を救済!!を貫いた方の講演録です。
そして、この方のしている事を昭和天皇にお話しする場面があって、昭和天皇が一言でしている事をあらわされた場面まで読んだんですが、そこが秀逸でした。
「君、君は経済、経済というけれど、人間の心が大事だと言いたいのだね」
完璧な気がします。
前書きが面白くて、この作者の代表作(なのかな?)
「自動車の社会的費用」
ってのが紹介されていて、自動車の普及は、
交通事故、公害、犯罪の増加。等の社会的費用が考慮されない”格安”な価格で車は販売されたから普及した。
って感じの本らしいです。
んで、例えば路面電車等、社会的弱者にとって望ましい交通手段が時には失われてしまうって感じの事が書かれてるらしいです。
まあ。書かれてる社会的弱者。今ではかなりケアされてきてますが、(と思いますが)
そういうシステムを考え、きっちりとした社会運動をして、普及させてきた人っぽいです。(まだ読んでないんですよ(笑))
多分、今読むと、「ちゃんとケアされてるよ」とか、「青臭い」と思うかもしれませんが、
ケアされてない時代にそういうシステムを必死で考え、実行に向けて動いた人として、すごいなと感じてます。
そして、多分、他の人が似たような事を言っても「ふーん・ほんで?」
ってな反応しがちな気がしますが、この人は、根底にそういった哲学やら、博学やら、行動やらがにじみ出てての言葉なので、聞き入って(読み入って?)しまってます。
今からまた読みます。