観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

リプハーゲン オランダ史上最悪の戦犯。とイミテーションゲーム。 Netflix。

家でくたばってたので、2作品見ました。

 

リプハーゲン〜〜と。

イミテーションゲーム。

 

奇しくも両方第2次世界大戦のお話です。

リプハーゲンは、主人公が隠れナチスってゆーのかな?

ユダヤ人を信頼させて、深くコミュニテイに入り込んで、

いざって時に裏切り、ユダヤ人の特にレジスタンスを一網打尽にするんです。

 

でも、ほら。戦争終わって、ナチスがアカンようになって、逆に追われてしまう。

逃げ切れるかどうか?

ってゆー、ダークヒーロー的な映画です。

 

イミテーションゲーム。

は、ある天才数学者(アラン・チューリング)の一生物語です。

で、彼の功績は、ドイツ軍の暗号機。「エニグマ」を解読したことで、

これでドイツ軍に勝ったといっても過言ではないそうです。

でも、暗号解読、軍の機密事項なので、公には最近までならなかったようです。

そーゆー、隠れたヒーロー的な映画です。

 

どっちも名作で面白かったです。

・リプハーゲン。

ダークヒーローもので、僕は面白かったんですね。

シタタカって人の見本はこーゆーもんなんだなって思わされます。

ただ。。。戦犯って言われてますが・・・・。

どーなんでしょね??

立場の違いじゃないか?ってゆーか・・・。

ナチス側に忠実だったってだけで??

 

僕が日本人なので、ナチスに対してそこまでアレルギーがないからかな?

そんなに戦犯か??って思いましたよ。

 

あ、でも戦犯って負けたものがきせられる罪ですからね。

戦犯っちゃ戦犯か・・・。

 

 

・イミテーションゲーム。

これも面白くて。

テーマが天才数学者が暗号解いたってのもあるんですが、

同性愛と、あと軽くADHD、結婚観がテーマな気もしますね。

この人、同性愛で捕まって、それが原因で自殺しちゃうんですけどね。

この時代はこーだったんだよ?

ひどいでしょ?

今はどれも普通でしょ?

こんなことで、一人の天才を失っちゃったんだよ?

ってテーマが、ガンガン見えました。

 

2つの作品で、なんかこう、差別のなんたるか?ってのを考えました。

同性愛も、昔は差別される側だったんですね。

アメリカでは黒人もそうだったんですよね。

それと、ナチスユダヤ人を差別してるのと、どー違うのか?とか。

 

で、今、黒人差別はダメだ〜。同性愛差別はダメだ〜ってなってる。

日本もつられてそんな感じかもですが・・・。

やっぱり温度差があるんですよね。

それを、日本のあーゆー・・・。意識高い人?(笑)は、

日本は人権意識が・・・。

とかゆーんでしょうが、やっぱり元々の背景が違いますよね。

 

ほら。黒人とか、同性愛とか、

元々、激しく、刃傷沙汰が日常茶飯事の差別を経て、

要はアホみたいに差別しまくってたからこそ、

強く「差別はダメだ〜」って言うわけで、

それを経てない日本人が言ってもやっぱり浅くなりがちですよね。

 

ほら。日本の差別感覚って、要は同調圧力で、

同性愛とか関係なく、異端は圧力で潰す!!って感じですからね。

 

あと、やっぱり人権ですよね。

人権ってあって当然って思いがちですが、

あるわけないんですよね。

例えば神様と同じで、ないものを、あるって思い込んでるだけなんですよね。

でも、神様を信じることもそうかもですが、そのあるって思い込む姿勢が重要なんだと。

そーゆー、最近気づいたことを再認識させてくれる映画2本でした。