こういう映画をNetflixで見ました。
まあ、美味しそーな映画でした。
世界各国のステーキを食って回って順位をつける。
で、そのステーキの元となる牛を調べていろんな牧場に行ったり、
精肉店や、シェフや、牧場主に話を聞いたりしてます。
おかげで、牛について少し詳しくなれます。
フランス、イギリス、南米、北欧、日本とか。
本当にあらゆる地域を見て回ってます。
で、一口に牛といっても、世界各国でこーも違うのか!!!
っていう感じをとことん味わえます。
肉に対する文化も違いますしね。
フランスでは、フランス産の肉は固いので、ステーキに向かず、
スープとかで、茹でる事が多かったんだけど、
ステーキ人気で、なんかうまくいかんわ的な話とか、
日本は、米が主食なので、赤身とか、固く分厚いのよりは、薄くて柔らかいのを重視するとか。
そーゆー話が僕は好きでした。
あと、牛問題。
世界各国での牛の育て方。
餌も含めて、牛の見た目自体。こーも違うんだなと。
日本の牛の育て方も、あとあと見れば牛はかわいそうな感じしちゃうんですけど、
まあ、日本は放牧に向いてなさすぎな、狭い土地な気がするので、あれは仕方ないですね。
で、世界一美味いってなった牛を育ててる牧場。
それまでも、餌は穀物が入るのは良くない。
とか、若い方が肉がいい。
とか、純粋種が大事。
とか、かといえば、ある程度、交配すべきとか。
それぞれの場所で、色んなこだわりを見せてましたが、
その牧場のこだわりは、そのどれでもなく、
「牛の性格を見る」「種はどーでもいい」「牡牝去勢、関係ない」
ってゆーのが面白いですね。あ。餌はこだわってたかな。さすがに。
そして、その牛を10年以上元気に大きく育てるんですよ。
普通、3年以上だと時間がたちすぎて買い手がつくかどうか?な世界だそうですが。
まあ、とにかく、食にまつわる色んな世界を観れる映画です。
牛、ステーキとゆーテーマだけでここまで広がるんですから、
食の世界は面白いなと思いました。