一つの描写で楽しめなかった作品。
先日、ある尊敬してる方が「君の名は」って映画を楽しめなかったような事をつぶやいてました。
僕は映画は見てなくて、小説読んだだけなんですが、(もう、ある方に差し上げて手元にないんですが。。。)
何でも、女性主人公が、んー。わかりやすく言うと神社の娘って感じで、お祭りの際にある儀式をするんです。
それが、お米を噛んで、瓶か何かにペッて吐いてそのまま放っておいて、その菌が発酵してお酒になり、それを供えるんです。
で!!。物語の終盤、男性主人公が、それを飲むんです。
もう、そこが嫌で、感動できなかったようです。
それ以前に、男性主人公が、女性主人公と身体が入れ替わった時に、うん。その。
胸を触りまくるんですが(笑)そこにも少し引いたようで・・・。
両方、小説でも描かれてましたが、映像で見るとどうなんでしょうね?(笑)
見てないのでなんとも言えませんが・・・。
ま、とにかく、そういう、一つのシーンで楽しめなくなった作品、人それぞれあるようですね。
僕の友人は、「狼男の雨と雪」で、冒頭で、
「なんや、これっておま、獣◯姦やんけ」
ってなって、その時点で続きを見る気無くなったそうです。
かく言う僕も、小説ではあります。
短編集なんかでも、1作でも自分の倫理的に合わなかったら、もうその人の作品を読まなかったり、
って言っても、そんな作品は1個だけで、「床下仙人」とかゆーお話。
登場人物全員好きになれず、えらい目にあった主人公が一番マシでかわいそうで、
そういう話だとわかってれば受け入れますが・・・。
そもそもその作品買ったのが、本屋さんの紹介みたいな書き込みに、
「この作品で笑えなかったら、何もお勧めできません」的な、強気な紹介に、
「どれどれ?」って感じで、謎の上から目線で(笑)買った事にも影響してるでしょうね(笑)
普通に読んでたら、「酷い話だ」で済んで、「色々メチャクチャやな。」くらいの感想だったんでしょうけど(笑)
どこが笑えるんだ????って思っちゃったんでしょうね・・・。
多分、笑いに厳しい関西人モードが発動してたんでしょう(笑)若かったのもあるかな。
あと、描写でいうと、「倍返しだ」で有名なドラマ(もうタイトル忘れた)の原作。「俺たちバブル入行組」。
冒頭の就職活動の描写の時点で、
自分の嫌な記憶とゆーか、あの大学の就職活動、僕的にすごく気持ち悪くて大嫌いだったんですね。(今になってようやく、あれの意味がわかるようになったんですが)
で、それを思い出して、なんか嫌やな〜。って思って続き読めなかったんです。
「俺たちバブル入行組」に関しては、その尊敬してる人に、「そんなことで読めなくなるんだ??」
って突っ込まれましたが、そういうあなたも、そんなことで楽しめなくなってるじゃんか?
って今回思ったんですが(笑)
皆さんはそーゆーの、あるんですかね〜。