古典。
「若きウェルテルの悩み」
どんな話かさっぱりわからないんですが、
せっかくKindle Unlimitedで読めるので読んでみようと。
なるほど。書簡形式なんですね。
主人公が友にあてた手紙で、主人公の状況、心境を描写していくと。
あれですね。ドストエフスキーの「貧しき人々」
夏目漱石の「こころ」
ここらの手紙形式の小説の元祖とゆーか、元ネタなんでしょうね。きっと。
ストーリー的には今でゆー、厨二(?)的な思い込みの激しい純粋な青年が、
婚約者のいる女性に恋して、少々仲良くなって勝手に取り乱してる感じですね。
今のところ。。。
これを読んだきっかけが、
有名人が自殺しちゃうと、他の人も後を追っちゃう現象。
これを「ウェルテル効果」といって、
昔、この小説が流行った時に、読んだ若者の自殺がめっちゃ増えたらしくて、そっから「ウェルテル効果」って言葉が生まれたらしいのを聞いたからです。
それほどの現象起こしたってどんな小説かな?って。
(まあ、きっと主人公は自殺するんでしょうけど・・・・。)
後、ゲーテって、すごい人ってのは知ってるんですが、
どう凄いのかは知らなくて、1作でも読んでおこうってのもありました。
まだ途中ですが、印象に残ったフレーズ。
「人間なんて 、だいたい似たようなものだ 。たいていは 、生きるためにあくせく働いて 、時間をうんと費やす 。ところが 、ほんの少しでも自由な時間ができると 、こんどはそれが不安になり 。それから逃れ出ようと 、ああもしよう、こうもしようとあせるのさ 。これが人間のさだめなのだ 」
「人間に幸福をあたえるものが 、一方では不幸のみなもとになる 。これが現実の運命なのだろうか 」
250年くらい前の小説ですが、まあ今も変わらないよねってのがあって、そーゆーのが僕は好きみたいです。
普通は恋人にたいする主人公の思いとかを印象に残るフレーズとかで覚えるのかもですが、
僕はこーゆーのが記憶に残ります(笑)