「ザ・サークル」 デイヴ・エガーズ
久しぶりに「小説」!!って感じの本を読みました。
面白すぎて、blogを書く時間も惜しんで読んでました(笑)
あれですね。
「1984」って小説があるんですが、
あれの現代版って感じがします。
うん。ディストピアものですね。
サークル。ってゆーか、もうほとんどグーグ◯ですね。モデル(笑)
そーゆー、いかにも、って感じのイケてるとゆーのか、意識高いとゆーのか、
最先端とゆーのか、
そんな会社に入った女性が主人公です。
で、今も場所を絞れば実現できそうな、ネットテクノロジーを活用しまくって、
それこそ1984の時のような、超監視時代を作っていく手助けを主人公が行っていきます。
そう。今でも出来そうなテクノロジーを駆使してる所が面白いです。
なので、主人公の心の変遷も、最後の方はついていけないかもしれませんが、
最初の方は、すごい共感できると思うし、
最後の方も、共感できるかもだし、ある種の人は、別にこれはバッドエンドじゃない!
って本気で思う人もいるんでは?って感じです。
まあ、簡単に書けば、常時、24時間、ネットに繋がるって感じですね。
今もスマホ使えば繋がって、Twitterや、他のSNSで繋がりますが、
普通にバンドとかにカメラをつけて、網膜の何かをつけて、
常につながる状態になり、
世界中にカメラが仕込まれたり、全員にカメラがついたりしてるので、
常に今、どこがどんな状態か。誰がどこにいて、何してるか。見れるようになってる世界にしつつあるんです。
で、そんな世界にされちゃたまらん!!
って思う人もいて、それが主人公の元ボーイフレンドだったりするんですが、
この2人の会話が面白いです。
今の、実際の状況にも当てはまるでしょうから。
この2人の対決の結末も、
まあ、そうなるわな・・・。って結末ですね。
テクノロジーって止められないんですよね。結局は。
まあ、中国のことわざの、なんだったかな・・・。
ググっても出てきませんが・・・。
ある貪欲な生き物がいて、何もかも食べる生き物で、
しまいには宇宙をも食べて、自分も食べてしまう。
そんな話があったんですが、
そっくりな生き物が出てきて、
それが、この会社を象徴してたり、
人はいよいよ本格的に、神になろうともがきはじめてる感じがしたり、
主人公を、言いくるめるテクニックが秀逸だったり、
いいね!の反対の、、、なんでしょ?
ま、そんな悪評価をめっちゃ気にしたり、
昔でゆー、Facebook疲れがあったり、
パーリーピーポー(笑)って感じがあったり、
何かするたびのコメントが、あるあるだったり、
そーゆー、今もまだあるであろう、ネット方面の面白さもあったりします。
映画になるらしいですが、
個人的には、本の、第2部から第3部の流れが好きですね。
ん?何がわかったんや?
・・・・・。ああ。。。うん。。。
って感じになりました。