観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

花火 3

夜。花火に行きました。

琵琶湖の夜はかなり暗いんですよね。
電灯もあまりなかった気がします。

 

そんな中の花火。メンツは幼馴染軍団と、後輩の男軍団。後輩たちの中に女の子もいましたね。今思い出しましたが。女の子たちは、何か忘れましたが、見逃しちゃいけないテレビ番組があったはずです。それを見てたようですね。

 

そういや、花火を買ってきたのは誰だったのかな。

完璧に記憶にないです。

後輩だったかな。

 

最初は普通の花火でした。

僕ら、こう見えて色々環境には配慮する民なのでバケツと水とゴミ袋を大量に抱えてました。

やはり線香花火はええなとか言ってたんでしょうね。

そのうち、ロケット花火に行きました。

砂浜に埋めて、火を付ける。

ヒュンと鋭い音を立てて破裂音が鳴る。

 

「打ち上げ花火系がめっちゃあるねん」

 

先生だったか、が言いました。

見ると、確かにロケット花火がたくさんあり、

地面に置いて、そこまで本格的には無いにしろ、高く上がって花が咲くタイプもそれなりにあり、

何よりロケット花火よりほど鋭い音はしないにせよ、手持ちの打ち上げ花火というものがありました。それが結構たくさんあった気がします。

手で持てる、打ち上げ花火。打ち上げといっても花が咲くわけではなく、ロケット花火みたいに、ただそこまでスピード感はないですが、ヒュンって飛ぶタイプのものです。

花火の軌跡が手で持つために、いろんな角度で楽しめるといった感じなんでしょうかね?

 

口火を切ったのは誰なんだろう。先生ですかね。

ロケット花火(危険っぽいやつです)を金物屋に向けて放ってきたんですよね(あかんやつです)

彼も一応人間。悲鳴をあげます。調子にのった誰かが誰かに向かってロケット花火を放ちます。

 

あ。周りには他の人はいないです。念のため。

 

エスカレートしていくうちに、その時の立ち位置でしょうね。自然とチームが2つできていき、撃ち合いになり、ロケット花火終了後、手持ち打ち上げ花火が投入されました。

手持ちなので、わりとガチで命中するんですよ。

別に痛くないし、燃えるわけでもないし、穴が空いたりとかもないですが、

なんか恐怖!!って感じで。

 

こういうとき、僕は意外とどちらにも与しないんですよね。

どちらにも敵じゃないアピールして、隙がある人間にちょっかいをかけると(鬼畜)

 

もうそこは子供ですよね。高校1年や中学3年やそこらあたりの。

色々はしゃいでて、僕は途中で疲れて本格的に見学してました。

 

そのうち先生と八百屋と車屋、僕かな?

とりあえず今出ているゴミを処理するために一度戻ることにしました。

ってか、実は僕はその後、琵琶湖へ戻る気はありませんでした。

その頃、胃弱で疲れやすかった僕はそろそろ限界だったんでしょうね(笑)

 

先生や八百屋、車屋が琵琶湖へ戻る中、僕は部屋やトイレで休んでました。

 

花火が終わったのか、続々とみんなが帰ってきました。

たのしかった〜?とか聞きながら、みんなと話してましたが、

あれ?誰かがいない?

金物屋は??

 

みんなあれ?って感じでした。

そう、金物屋だけが帰ってきてませんでした。

 

しばらく時間が経っても、確か夜9時頃終わったんですが、夜11時近くになっても彼は帰ってきませんでした。