読みました。
お金についての考え方の話です。
こう、内容としてはなんとなく知ってる話なんですけど、
すごく分かりやすく、より理解が深まる本だと思います。
序盤の日本人のお金についての態度の話が面白いです。
「日本人は人を信じていない」
「日本のヒーローは公務員」
の考え方が新鮮ですごく面白いです。
本当に他の人にも話したくなる日本人のお金に対する姿勢の例えです。
僕もそんな一面あるなと思いながらも、ああいう教育受けてきたからしょうがないやん。と自己弁護しました(笑)
つい数年前ですね。この本に書かれてるのに近いお金のイメージを持てるようになったのは。
実はホリエモンさんの本を読んでからなんですけどね(笑)
んで、「ブラック企業を生んだのは消費者にも責任がある」
って論理はどうかな?とは思いました。
消費者が安いものを求めるのって別にそこまで異常じゃないし、
その要求や目先の売上ゲットに負けて無理に人件費削り始めて他の同種企業とのチキンレースするのはやっぱり企業に責任があるとしか言いようがなさそうな気はしました。
消費者の声や需要、クレームにどう対処するかってのは難しいですけどね。本当に。
なんか選挙で選ばれた議員とか、大臣とかが不祥事起こした時の、
「その人を選んだ我々にも責任がある」
と似た感じがして嫌なんですよねこの論調。
間違ってないのは確かなんですが、なーんか違う気がして。
好みの問題なんですかね。
でも面白いです。読んでて色々耳が痛くなるかもしれませんが、ためになると思います。
それぞれの方の人生の目的の持ち方もイメージできるかもしれません。