を読んでました。
忙しくもあって、1ヶ月くらいかかったでしょうか。
ようやく読み終わりです。
すっごく面白くて、ためになりました。
世の中観察するタイプの人なら何かしら参考になること間違いなしです。
冷戦終わってこれからの世界の動きがどうなるかって話です。
冷戦後、鍵となる文明の中に日本文明が入ってます。
・日本文明
・中華文明
・ヒンドゥー文明
・イスラム文明
・西欧文明
・ロシア正教会文明
・ラテンアメリカ文明
※アフリカ文明
おお。日本文明入ってるやん?
と思って読み続けてると、結構
「あ、日本大変・・・」
ってなります。
なぜかといえば、
「これから文明間の衝突が紛争、戦争のメインになるよね」
って話だからです。
同じ文明間の国家は「同盟、協力」がしやすいと。
違う文明との「同盟、協力」はかなり難しい。
他の文明はいくつかの国家を持ってるんですが。日本・・・。
1文明=1国家って存在、ほとんどないようです。
これは辛いですよね。
あと、今起こってるウクライナの問題。
イスラム国の問題。
この本が出たのは日本語版で1998年で、17年前で、もちろんその2つの問題は起こって無いですが、根本的な原因を知ることができます。
ウクライナなんて、結構頻繁に「分裂する可能性」が高いって書いてました。
イスラム国は、要はイスラム文明には「中核国」って核となる国がないのが混乱の原因の一つって書いてて、まあ、その隙間でそんな国が出来たんだろうと勝手に思いました。
まあ。そんな、勉強になる本でした。
読むのはすごく疲れますが。