観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

立川談志と、岡本太郎と。

さて、買った本を今日、休憩中に超速読

 

立川談志 まくらコレクション 夜明けを待つべし (竹書房文庫)
 

 なんでこれを買った・・・・。

うん。なんか、こう、心が折れて、凹むことがあったんでしょうね(笑)

んで、お笑いに助けを求めたかな・・・・。

 

んで、なぜかこの本を連想し、これもチラ読み。(Kindleです。)

 

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)

 

 癖のあるお二人。

実際に噺を聞いたり、芸術品を実際に見たりしたことはないですが、

名前は絶対聞いたことある2人。

 

岡本太郎さんの本は、1、2年前に読んで、その年の衝撃本ベスト3に入る感じでした。(もちろん自分の中の)

なんか、「爆発だ〜」とか言って、ちょいおばかさんな芸術家と思ってたんです。

 

テレビのイメージ、怖いですね。

 

本を読んだら全く違いました。

この人、今で言うところの「意識高い系」よりももっと意識高い感じです(笑)

系じゃないです。

賢くて、すごく芸術に真摯な人というイメージです。

 

んで、立川談志さん。

落語、僕はあまり知らないですが、破天荒な人というイメージです。

テレビとかでは(笑)

 

うん。実際、破天荒でした(笑)

でも、うん。やっぱり、客との対話というか、

お客との対峙をすごく大切にしてる人だと思いました。

箱のなかでのやりとりというんでしょうか。

 

なので、あの箱の中で、ニュースについて、無茶なことを言ったりするんですが、

それは箱の中の事で、それをテレビで流して

「こんな事言った」

って騒がれる事があったんだろうなと思いました。

今ならネットで拡散されて炎上してしまうんだろうな・・。

 

この辺の箱の中のお客さんとの真摯な対峙。

内輪だけの芸とはまた違う、テレビとかの外向けの芸とは違う芸術。

 

今、こういう芸術はできない世の中になってるなと、

少なくとも人気にはなり得ないというか・・。

テレビやネットがはびこってるし、グローバルが良いとされてる感じだから。

 

落語も、面白いけど、説明するの難しいし、何より今の人、長く感じるんじゃなかろうか。

 

この本は「まくら」と言って、ま、前説みたいなもんなんですが、

それでもこの人の面白さ、人柄が存分にわかると思います。

 

落語、聞いてみたくなりました。