今まで話を聞いたり漫画や小説読んだりして、よくわからない例え話をされたり、
よくわからないギャグっぽい事をだされたり、
よくわからない芸能人の名前をだされたり、
まあでも、前後の文脈でいいたいことはわかるので詳しくは掘っていかないですよね。
で、こないだ本屋で落語のあれこれみたいなタイトルの本をチラ見してました。
で、いくつか落語のネタとゆーか、ストーリーを見たんです。
ああ。なるほど。アレってこーゆー意味やったんや!!
って納得が行きました。
って延々と言ってる人がいて、それこそ小学生くらいから自慢みたいに、
「全部言える」って自慢げに聞かされてたんですが、
言えたかどうかの正解も知らんし、
意味がわからんし、
でも、まあ、自慢げに言うくらいだから合ってるんだろうって思いながら、
「すごいなあ」的な事を言ってたもんです。
ようやくアレが、落語の話で、親が子供に名前をつけたくて、
どんな名前がいいか悩みに悩んで、
とにかく子供に健康、長生きして欲しくて、
それで縁起のいいものを全てつなげてそれを名前にしたのが「寿限無、寿限無・・・」
だったんですね。
覚えたのって人の名前だったんだなと。
ああ。そーだったんだ・・・って。
あと、落語の「芝浜」もいいですね。
「よそう。また夢になるといけねぇ」
ってやつ。
酒飲みの男がある日、酔っ払って大金を拾って帰ってきて、
「これで遊んで暮らせる」
って奥さんにかたって酔っ払って寝ると。
翌朝、起きて「あの金は?」って奥さんに聞くと、
「何のこと?」ってなって、
そんなもんはない。あなたは酔っ払ってそんな幻想じみた夢まで見る事になったのか?
って泣かれてしまいました。
男もそんなみっともない夢を見た事に反省して、この日を境にお酒をやめて、一生懸命働きました。
男は店をやってたようですが、1年たって支店を持つほどに大きくなりました。
そんなある日、奥さんが大金を取り出します。
「これは?」
「去年あなたが拾ったお金」
だと。
どーゆー事だ?と、男が奥さんに詰め寄ると、
拾ったお金を使ったら犯罪になると。
あなたが捕まってしまうと。
だから交番へ届けたと。
で、1年たったのでようやくあなたのものになったんだと。
黙ってて悪かったと。
男は謝る必要はない。ありがとう。と。
で、奥さんは男に、このお金でお酒でも飲みなさい。
って言われて、男はお酒を久しぶりに飲もうとしますが、
そこであの台詞が出てきます。
「よそう。また夢になるといけねえ。」
って。
なんか、タイトルの芝浜が「高輪ゲートウェイ」駅の時に、もしかしたら「芝浜駅」になるかもってなってて、その時によくこの台詞を聞いたんですが、
この落語ってこーゆーストーリーだったんだって、ようやく理解できました。
あと、どれくらい「これってこーゆー意味やったんや!!」
ってのに出会うんでしょうね。