関係ないですが、今日、寒いですね。
ほぼ夏手前モードの服装してたら寒い事。
ちょっと冷えましたよ・・・・。
さて、題名とかはインパクトあるので随分前からお目にかかってたし、
映画とかにもなってるようなこの作品。
こう、ストーリーをチラ見するだけで内容が想像ついちゃうんですが、
でも実際読んでみないとね!!って感じで読みました。
うん。
想像以上に予想通りという感じでした(笑)
ガキの使いの24時間鬼ごっこ。
テレビ番組の逃走中。
これらの要素を凝縮して、シンプルにした作品だと思っていただければ。
ガキ使の鬼ごっことか、逃走中とか、この作品がヒントになって生み出されたのだろうか?
逃走中は絶対そうな気がする。
ガキ使はどうかな?かなり前からやってますけどね。あの鬼ごっこ(笑)
なので今読むと、主人公が追いかけられてる場面に山崎邦正とかチラついて、緊迫感が自分の中で無くなってしまうのが残念でした(笑)
でもとにかく小説のコンパクト感と疾走感が半端なかったです。
かなり速く読めたんじゃないかな?
うーん。1つ印象深かったのは、
あんな馬鹿王と言われてる王様のあんな命令にも、結局従ってしまう国民全体ってのが恐ろしかったかも。
この作品では、1億人の中の500万人が処刑されても受け入れる国民なんだなと。
実際に今の日本でここまで極端じゃないにしても、あーゆー命令にどこまで従うんだろう?って思いますよね。んで、意外と従いそうだなと。
ま、500万人が処刑されるって直接的じゃないにしても、複雑だけどあの法案が結果的に・・・。ってのはあるんでしょうけど。
人は、権威のある人に命令されるとわりと簡単に人の命を奪う動作をするようですね。
何かの有名な実験があります。
ある人が電気椅子に座らされてると。
んで、実験のためだ!!と言って、その場で権威のある人が、誰かさんに致死量を超える電流を流させるよう指示すると。(致死量である事は、誰かさんも承知なんです。)
すると、割合は忘れましたが、結構高い割合で誰かさんは致死量を超える電流を流したそうです。(もちろん、実際には流れてません)
なんかそんな事を思い出して、少し寒くなりました。
(今日はそれでなくても寒かったです)