今回はこの方の本です。
昭和30年代の新宿が舞台の探偵物語です。
探偵の人がかなり不思議な雰囲気を持った人物です。
そして、俗に言うホームズに対してのワトソン役に、
探偵の幼馴染の人が登場します。
その2人が事件(と言ってもおどろおどろしい事件ではなく、どちらかといえば軽い感じです)を解決していきます。
4つの短編集って感じでしょうか。
その中で、探偵の人の不思議な雰囲気の正体。そして探偵の幼馴染が探偵に抱えている負の感情が徐々に明らかにされていくって感じです。
雰囲気がふわっとした作品です。
時代背景もあるんでしょうか。
この年代のことって多分 ほとんどの人は知らない気がしますよね。
僕も歴史は好きだけど大正くらいからこの時代くらいの事って全く知らないんです。
多分、日本のお偉いさんがこの時代の事を教えたくないんでしょうかね。
そして、素直な僕はこの辺の時代の事を知らないままなんでしょうね。
単に授業が日程的に間に合わ無いだけなんでしょうかね。
前にも書いたかもですが、この辺の時代の事も知っていきたいなと改めて思います。
さてさて。雰囲気が柔らかい理由。
時代背景の他にも、探偵が扱う事件に殺人事件が一つも無いからでしょうね。
ああ、そっか。探偵って殺人事件を解決するだけじゃないんだと改めて思いました。
あれですね。僕も漫画の探偵物の悪影響を受けてますね。コ◯ンとか、コナ◯とか(笑)
あと、少し「おおう」と思ったのが 探偵とその幼馴染の関係(笑)
その気はないんでしょうけど、
ホームズとワトソンのような、尊敬、信頼、友情もあるかもですが、
すこーし、ほんの少しですが、そちらの傾向もあるのか??びーえるってやつなのか??とか思いました(笑)
ま、そのあたりも最後の最後、読んでいくとそちらの傾向では無い事がわかるんですが。僕(だけ)のミステリーの謎が解けて良かったです(笑)
主人公の探偵の不思議さが明らかになったんですが、
その中でまた続編があってもいいのになと感じる作品でした。
・・・。ああ、まだ20人なんですね。
もうすぐ1年の半分の6月。
年末までにあと30人か・・。
ペース上げないとな・・・。