これも漫画です。
ある学校の真面目な委員長が、ある日丼の旨さに気づきます。
それまで丼を食べた事がなかったようです!!
それからというもの、初めて丼を食べさせてくれた男子に、事あるごとに丼を作ってもらい、食すとゆー作品です。
丼の種類は様々で、牛丼とゆーベタなのもあれば、餅丼みたいな訳の分からないものまであります。
餅丼はともかく、大体が美味しそうで食欲 ご飯欲がそそられます。
そもそも丼って手軽に作って食べるモノだと思うんですよ。
親子丼にしても牛丼にしても、色々作る過程でこだわりとかあるでしょうが、
最終的には鍋1つに収束させるモノだと思うんんです。
盛り付けもそこまでとゆーか。
海鮮丼で丁寧に並べるのが大変くらいのレベルかと。
でもこの作品は違います。制作過程が手軽とは程遠いです。
まだ、親子丼だと最後にチンした目玉焼きを乗せる程度だったと思いますが、
だんだん手が付けられなくなってきてますね。
丼の中で2種類、4種類の味を演出しだします。
コロッケ丼(だったかな?)はこってり味とさっぱり味を用意するし、
缶詰を使った丼なんかは4種類。+お茶漬けの5つの味をやりきります。
もうこれは丼なんだろうか?って感じです。
ただの芸術作品じゃないかと。
美味しそうですが、作れるか?と思います。
レシピもあったと思いますが、上手く作れる気がしません(笑)
ただ、食べてみたいです。
いろんな意味で型破りでしたが、
もしかしたら、新しいメジャーな丼がこの中から生まれつつあるのかもしれません。
色んな些細なことでも、とことんこだわっていくと、面白いモノが生まれていくんだなと。なんかそんな事を思った1冊でした。