観察・妄想日記

日々の出来事、ニュース、等を時に妄想をまじえながら書いていく日記です。

マット・リドレー 「繁栄」 読書メモ 2

・初めて他の人間集団と交換を行った人間は勇気がある。

通常、人間集団と、ほかの人間集団は殺しあったり、暴力を伴うから。

恐らく、最初に物々交換を行ったのは女性ではないか説。

 

・自給自足してる集団は、基本孤立し、停滞する。

各地の今も残っている少数の民族。狩猟民族とか。

周りに交易相手がいないし、技術の継承がうまくいかないので、

かえってテクノロジーが退化していると考えられるとのこと。

 

江戸時代の日本もそんな感じなんだろーか。

オランダとは少し交易してたとはいえ、鎖国して260年くらい停滞。

これくらいの停滞でも、独特の文化が出来るのが面白いなと。

 

・数の暴力。

交換、専門化にはやっぱり人口が多い方が、結果テクノロジーイノベーションが起きやすいと。

 

・このあたりから、人の交換に対する行動について。

最後通牒ゲーム。囚人のジレンマ

交換、交易の難しい条件が、いかに相手を信用するか。

それをこれらのゲームで探る。

すると、豊かな人、経験のある人ほど、相手を信じる行動に出るようだ。

人は、相手を信用できるかどうか、割としっかり見極めている。

 

こんな感じ。

 

明日も仕事ですが、池袋。

帰り、ハロウィンで騒いでる人たちがいないことを祈ってます。