今の職場、おしゃべりする時間がそれなりにある場合があり、
たまに面白い話を聞くことがあります。
席も決まってるわけじゃないので、たまに隣になって、話ずらそうだなって思った人だったのが、思ったより話が合う人だったりする事があります。
もちろん、逆もあります。思ったより話せなかったりもあります。
さて、隣の席の方と、もう一つ向こうの席の達が何か話していました。
そして、隣の席の19歳の女の子が急に僕に向かって質問してきました。
「私、前科ついているんですか?」
・・・。
ごめん。何を話していたか聞いてなかった・・・。
で、詳しく話を聞く事に。
彼女が16歳の頃の話、彼氏がいたそうです。
彼氏は年上の方。22歳くらいでしたかね。
遠距離恋愛だったそうです。
大阪と東京です。
ある日、不登校になり、家庭も嫌になった彼女は家出をします。
しかも、東京にいる彼の元に向かいました。
で、1週間ほどしたある日、彼女の家族が捜索願を出し、警察が本気を出して捜索し、わりとあっさりと足取りがつかめ、彼の家に警察があらわれ、連れて帰られたそうです。
・・・・・。
ん?
「私、警察に連れて帰られたから前科ついているんですか?」
・・・・・。
いや、あのね?
「いや、君には前科は付かないけど・・・。
下手すりゃ彼氏に前科つくよ!!!!」
「そうですよね。私には付かないですよね?被害者扱いですもんね?」
「うん。ってか、彼氏は大丈夫やったん?」
「あ、大丈夫でした。〇〇って書類書いたら彼氏は捕まんなくて、両親も彼氏の存在は知っていたから大丈夫やったんですよ〜」
「へぇ〜〜〜そんなんがあるんや・・・・」
すげーぜこの子。色んな意味で!
と思って色々話をしてました。
もう、8月でこのお仕事は辞めて別の所へ行ったんですが、
あまりにも印象に残った人なので、覚えているうちに、いくつかエピソード、残しておこうと思いました。
そのうちの1つ。よく話すきっかけになったエピソードでした。
※フィクションですが、その遠距離の彼氏とは今も仲良く続いているようです。